
ハワイ島の酒蔵から_夏の終わりに。
Islander Sake Brewery 副社長の弘瀬タマです。夏休みもそろそろ終わりに近づいてきましたね。今日は、ハワイ島にある私たちの酒蔵の一日を少しだけご紹介します。アメリカの夏休みは日本より早く終わるので、酒蔵は今、少し静かな時間を取り戻しています。日本からのお客様はほとんどいらっしゃらないため、館内はゆったりとした空気に包まれています。こんなときこそ、普段できない片付けや掃除のチャンス。昨日は背の高いヤシの木を剪定し、今日ははしごをかけて建物の高い場所を磨き上げました。オープンスペースの多い酒蔵には、ときどき鳥たちが羽を休めに訪れます。掃除をしている間は、剪定したばかりのヤシの木の下で、のんびり餌をついばむ姿も。自然と人が寄り添いながら営まれる日常は、まるでハワイらしい風景そのものです。一日の終わりには、きれいになったレストランから、沈む夕陽を眺めながらの一杯。グラスに注がれた冷えた純米吟醸「KONA」と、水平線に沈むサンセット。その瞬間は、言葉にならないほどの贅沢です。日本の暑さとは違い、ハワイ島には心地よい風が吹き抜け、目の前には息をのむほど雄大な景色が広がります。自然のリズムに寄り添いながら、心を込めたお料理と Islander Sake で、皆さまをお迎えできる日を心待ちにしています。Aloha & Mahalo!